臼杵石仏 of 九州写真倶楽部

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臼杵の石仏

奈良から平安時代にかけて山岳宗教が栄えた。国東半島は殆どが凝灰岩からなり、この彫りやすい石質と山岳信仰が結びついて、ここに石の文化の華が開いたといわれる。
富貴寺の大堂は九州最古の木造建築で国宝に指定されている。古刹らしい雰囲気を漂わせた境内には、国東塔、五輪塔などの石造物が多い。
この富貴寺の近くにある日本屈指の巨大な石像、熊野磨崖仏は、百段ほどのかなりきつい石段を登りつめた所にある。
国東半島の南方、別府、大分よりさらに南にある臼杵市には、大きな石仏群がある。中でも、大日如来仏頭は誰もが一度は写真などで見たことがあろう有名な石仏である。 最近まで、崩落した頭だけの写真が出回っていたが、現在は、元の位置におさまっている。
私が臼杵を訪ねたのは春爛漫のころで、石仏の周りには桜や菜の花が咲き乱れ、どことなく、ほのぼのとした里の風景だった。

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